どうもこんにちわ!!モメナスです
さて先日鬼滅の刃に関するレビュー(地方の流行難民者必見!! 鬼滅の刃をいまさら読めないと思っているひと向け 鬼滅の刃のヒットの理由 徹底考察)をさせていただきましたが、勢いがついてそのまま呪術廻戦にまで手を伸ばしてしまいました
もう少し見定めてから読むつもりもなかったのですが、パートナーも読みたいといっているし、ちょうど本屋にいったらちょうど大量入荷したようだったのでおもわず………
でもこれがなかなか面白い
最初1巻だけ買って帰り、すぐにAmazonでぽちっと大人買い
前回いまさら「鬼滅の刃」を読むのに抵抗がある地方流行難民者向けにレビューをしたけど、今度はちょっと先取り(それでも少し遅いけど)して、周りの地方流行難民者に差をつけようという内容でレビューさせていただきます
また今回もこれからぜひ読んでいただきたい作品なのでネタバレはそこそこにしますが、簡単な筋などを説明するために多少のネタバレはありますので、その点了解のうえでお読みください
呪術廻戦.どんな話?こわい?
こわそう
この作品を読む前にそうおもうひとって結構いそうだよね
だってタイトルに呪いってついてるもん
呪いってなんか怖いじゃん
たしかにちょっと怖そうとおもった
でもそんなに怖いっていう話でもない
簡単にいうと、呪力という力を使える登場人物が呪いの力を駆使して敵を倒していくという、王道の異能力系バトル漫画
ただ‟呪力”という何かを呪うことで発生する力を題材にしているので、ほかの異能力系バトル漫画に比べると断然ダーク感がする
でもそこまで底抜けにくらい話じゃない
たぶんそれは主人公の気質が‟根明”だからとおもう
(‟根明”というのは登場人物もいっていたから、たぶんそうだろう)
これで主人公が、実は大切なひとを呪いの力でうしなって、呪いの力を憎んでいるとかだとちょっと重たい(それはそれで読みたい気もするけど)
なので基本的には気負わず読んでいい
たしかにグロ描写は多少あるけど、ハンターハンターや昔のジャンプに比べたら全然平気
板海苔がはられない程度のグロさなので
呪術廻戦.人気の理由は?考察してみた
ダークな雰囲気
これは繰り返しになるけど、他の作品と一線を画すダークさが人気の大きな一因
ダークな雰囲気は、好きなひとはほんと好き
特に中二病患者はみんな好きだよね?
ガチの中二病患者は少しでもダークな雰囲気だしていないと、これつまらないとか言い出すしね
ぼくもそうだからよくわかるけど
ただ本当にどうしようもなくダークというわけでもない
このあたりはハンター×ハンターの雰囲気に似ている
でてくる敵キャラの造形は気持ち悪いものが多いが、人語を理解する敵はどことなく愛嬌あるし
ただ気持ち悪いのは気持ち悪いし、それはわかったうえで読むべし
主人公以外のキャラが魅力的
おもしろい漫画の特徴、わき役たちの活躍も面白い
主人公以外のキャラがたっていると人気になるよね、不思議と
主人公だけで成り立っている漫画ほど面白くない
ただ主人公が主人公らしくないのは、それはそれで違う感
この漫画において一番人気のわき役(というよりも扱いは準主役だけど)は主人公の先生
ひょうひょうとしていて最強の先生というのは、NATUTOのカカシをおもいだす
(目を隠す、というよりも目に力があるという共通点もあるし)
ただカカシよりももっと最強という設定
とにかく早いスピード展開
これはぼくも経験ないくらいのスピードで進めていく展開の速さ
なんなら、ほかの漫画だったら結構時間かけてやるだろうエピソードを、そのまままるっと事後報告ですましちゃうみたいな
作者が描きたい、もしくは描く必要があるところだけ描いてる感じだけど、個人的はいい
こちとらおじさんなので、だらだらやられると読む気がなくなっちゃう
現代っぽい、時短のストーリー展開
逆にどうしてみんなこうしないのか不思議
ただ戦いと戦いのインターバルも短い
なので、戦いが終わったと思ったらすぐに次の戦い
ぼくはワンピースの戦いが終わった後の、みんなの懸賞金がどうなったとか、歴史考察とかも好きなので、すぐに次の戦いに行かれると少し疲れる
超わがままだけど(笑)
呪術廻戦.パクリなのか考察
「呪術廻戦」とネットで調べると、‟パクリ”というキーワードが時々目に入る
はたして「呪術廻戦」はパクってるのだろうか
これまで書いているとおり、たしかに結構○○ぽいというのは結構ある
- 主人公がBleachの主人公の造形に似ている
- 主人公の先生がNarutoの先生に造形や設定が似ている
- 敵キャラ(呪霊)の造形が、ハンター×ハンター、Bleachの敵キャラに似ている
- コマ割り、見せ方がハンター×ハンターと酷似している箇所がある
- 呪力の説明がハンター×ハンターの念能力と酷似している
ざっと読んだだけでもこれくらいは感じた
でもパクリっていうレベルではない
オマージュ、影響を強く受けているという感じで、特段いやな気持にはならない
だってそんなこと言ったら、NARUTOだってハンター×ハンターからさんざんパクッたし
(個人的にはNARUTOのほうがいやだった、作者の写輪眼が一番すごい)
なんならハンター×ハンターだってほかの漫画のコマ割りパクッてるし
もっと悪質なパクリはこれまでいっぱいあって、でもだいたいは面白い自分の漫画をかく才能なくてやめてるし
「呪術廻戦」は多少パクッてたとしても面白いからええんでないの?とおもう
作者本人も影響受けてるって認めてるし
だいたい全部オリジナルなんて無理ということを多くのひとは理解していない
あの漫画神様 手塚治虫だって、映画のカットをみて画面の見せ方を勉強していたのだから
きっとなにかの映画のどこかのシーンをパクっているとおもう(無意識にせよ)
結局それをパクっているというか、まねしているというか、オマージュしているというかは読んでるひと次第
どうしても許せなかったら読まなければいいのでないかい?
呪術廻戦.「鬼滅の刃」になれるのか
よく最近ネットや雑誌などで次の「鬼滅の刃」は「呪術廻戦」だというのを見かけるが、どうだろう?
結論からいうと
「呪術廻戦」は「鬼滅の刃」にはなれない
これは間違いないとおもう
「呪術廻戦」が「鬼滅の刃」にはなれない理由①
出版社がそう言っているだけだから
やっぱり読者が盛り上がらない限り流行にはならない
ネット記事で、評論家のようなひと、ライターさんが「次の鬼滅の刃は!!」といっているのは、出版社にそう依頼されているから
そういうのは読者もよくわかっている
わかっていなくても感じ取っているのだけどな
「呪術廻戦」が「鬼滅の刃」にはなれない理由②
女性受けしづらい作風だから
「鬼滅の刃」がヒットした理由は‟女性”に受け入れられたから
詳しくは鬼滅の刃に関するレビュー(地方の流行難民者必見!! 鬼滅の刃をいまさら読めないと思っているひと向け 鬼滅の刃のヒットの理由 徹底考察)もあわせて読んでね!
社会現象となるにはコアな男性ファン、とくに中二病患者の男性だけでは力不足なの!!
今後の「呪術廻戦」が大きくヒットするには、‟女性ウケ”をどうするかにかかっているとおもう
ただ作風からいうと、ここからの急な方針変更は無理じゃない?
個人的にはこのまま突き進んでほしいところだけど、出版社も商売でやっているし、「鬼滅の刃」で味をしめただろうから、今後はある程度女性マーケットにも切り込む展開を用意するだろうなぁ
呪術廻戦.これからどうなるのか
わかりません(笑)
それはわかりませんわぁ、だから面白いのです
でもおそらく30巻程度で終わるのではないかという予測です
このスピード感で70、80、90、100巻は無理、読むほうがついていけない
出版社も長く続ければよいものでないというのはわかってきたはず
人気のある作品の息を長くすれば確かに収益が安定するし、経営はしやすい
でも作家人生を一つの作品だけで終わらせることになるし、後進が育ちづらい
また連載が長期化すれば、作者に払う原稿料は高くなる
鬼滅の刃のように20~30巻程度でも、たくさん売れる漫画があれば、それだけで収益は十分たつし、わかい作家であれば原稿料は安いままでOK
かつてのジャンプの単行本は長くても30巻程度だった、それでも十分記憶に残っている
呪術廻戦もできれば太く短い作品になってくれるとうれしいかな
(ワンピースとハンター×ハンターは長くても、きちんと最後までやってもらわないと困るけど)
まとめ.
どうでしたでしょうか、まだ読んでいない地方流行難民の皆さん
ちょっと興味を持ってもらえたらうれしいです
ダークな雰囲気が好きなひとだったらきっと気に入るとおもいます
今後もこうやって人気のあるタイトルや、地方のひとがなかなか手に取らないような作品のレビューをしていきます!!
でわ、また!!今日もありがとうございました!!
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